ヴィンテージデニムパンツの意味がわからない‥おしゃれ女子が”モヤっ”とする疑問

畳んだデニムパンツを3本斜め置き

カジュアルな大人コーデを彩る「デニムパンツ」。お買い物をしていると見かけるのが”ヴィンテージデニムパンツ”と言われるアイテムがあります。

「こっちのお店の”ヴィンテージ”と、あっちのお店の”ヴィンテージ”。同じ表現なのに、なんか違う気がする…。」と思うことありませんか? その美的感覚は正解なんです!

そこで今回は「ヴィンテージデニムパンツとは?おしゃれな女性が漠然と抱いていた”ヴィンテージ”と表現される意味」をご紹介。ヴィンテージって何と聞かれて、”アパレル業界の専門家でも回答がちょっぴり違う!”という事実の一部をご紹介いたします。

ダメージデニムのポケット部分アップ

古着屋さんと呼ばれるユーズドセレクトショップ

例えで表現すると「有限資源としての価値がわかる視点があり、さらに絶滅危惧種にあるデニムパンツも扱っている」のが”ユーズドセレクトショップ”。”服のリサイクルショップ”とは、お店が伝えたい服の魅力の”視点”から違いがあります。(おしゃれな女性におすすめしたい”リサイクルショップの楽しみ方”は、また別の機会に)

ユーズドセレクトショップ”にも様々なお店がありますが、よく「町が誇る古着屋さん」として長年支持されている店を想像してください。

ひとりのオーナーさん(もしくはバイヤー)が昔のデニムパンツの中からこだわりの製造年代のものを探し、奇跡的に状態の良い物をピック(着れないほど状態が悪くても仕入れちゃうぐらい、マニア心をくすぐる絶滅危惧種な一品も稀にありますが)。メンテナンスして店頭に並ぶのが、「ユーズドセレクトショップ」とします。

セレクトショップのこだわりが”ヴィンテージ”としての価値を光らせる

そしてその店に並ぶ「ヴィンテージデニムパンツ」の”ヴィンテージ”とは。そのセレクトショップがこだわる年代のものだけを、ヴィンテージとして指すことが多くあります。

お買い物のとき、詳しいはずのお店の人に「ヴィンテージって何」と聞くと「話すと長いよぉ…」と言葉が濁りませんか? ほんとにショッピングの時間が潰れちゃうなるほど長い話なんです。

デニムパンツは製造された年代や場所によって、織り方、染め方、糸、染料までデニム自体の生地が違います。もちろんデザインも、カルチャーの時代背景から影響され進化。そんな違いを知的に楽しむ感覚を含めて、有名ユーズドセレクトショップが指す「ヴィンテージ」の意味合いがあります。

吊って掛けられた複数のデニムパンツ

あるアメリカの卸業者が考える”ヴィンテージデニム”

アメリカのゴールドラッシュが起源と言われている「デニムパンツ」。アメリカに古着を仕入れに行って、卸業者に「ヴィンテージデニムパンツ」が欲しいと言えば伝わる気がしますよね。じつは、そうでも無いのです。

なぜなら「ヴィンテージ」として、昔のデニムパンツに価値を見出したのは日本人が始まりと言われています。

とあるアメリカの古着を扱う卸業者に「ヴィンテージデニムパンツ」をオーダーしたところ、数年前製造のデニムパンツをピックして送られてきました。水色でヒゲ模様が付いた、”ヴィンテージ加工”のデニムパンツだったのです。その時の卸業者さんが考える”ヴィンテージ”とは、「一日でも使用されていたデニム生地パンツヒゲっぽい模様」という意味合いだったのかと思われます。(ある取引の一例です。セレクトショップが指すような”ヴィンテージ”の意味を、理解するアメリカの業者さんも居るかもしれません。)

新製品の”ヴィンテージ”という表記は「見た目」を表示

前でご紹介いたしました「アメリカ仕入れの一例」と同様、新品の商品説明に表記されている”ヴィンテージ”は「見た目」の意味合いです。

ネイビーカラーに染め上げられたデニムパンツを、長いあいだ着ていると、ダメージや色落ちが生まれます。それは”縦おち”や”ヒゲ”と呼ばれる表情も出来ます。それがパンツ独自のデザインに。

その見た目を人工的に加工するのが「ビンテージ加工デニムパンツ」です。そして、買ったその日から あの風合いを楽しめるというわけです。

近年の加工は、味わいのあるヴィンテージデニムパンツの魅力を、彷彿させるまで技術が上がっています。

デニムのヒゲ部分アップ

現在 ストレッチのデニムパンツもクオリティUP

90年代ごろ、コレクターほどのこだわりは無いので、ヴィンテージ加工デニムも着る。しかし、安っぽい加工が苦手なので「ストレッチのヴィンテージ加工デニム」を敬遠していた方も多くいました。しかし現在では、そんな人たちが「ありかも!」と思えるレベルにまで、加工技術が進化しています。

イケてるデニムを着たくても、締め付けは美容の大敵。ストレッチ生地で、びよーんとデニムが伸びてくれると、美しくおしゃれでいたい女子には嬉しいですね♪ (近年のコスパが良いと思われる、ストレッチビンテージ加工デニムのおすすめは、別でご紹介いたします。)

形も進化し続けるデニムパンツのリバイバル

さらに形のトレンドは、毎年微妙にアップロードされています。長年着て育てるデニムパンツも素敵ですが、おしゃれしたい乙女の本能に従うと、毎年買い換えたいもの♪ しかし現実は、ライフスタイルによって個人差はありますが、そう頻繁にデニムパンツを買い替えないようです。

毎年とは言わずとも、2~3年でシルエットを見直して買い替えると、”なぜかコーデが、あか抜けない(汗)”を回避できるコツです♪

リバイバルした新しいデニムパンツからヴィンテージを知る

時代と合わせて進化するデニムパンツですが、昔のデザインがリバイバルされて、またトレンドデザインの中で復活をとげることもあります。トレンドに敏感な方ほど、ヴィンテージのデザインに目を向ける機会が多いかもしれません。

そんな機会に巡り合ったら、音楽を楽しむように…。最新ミュージックとクラシック音楽の双方からも感性に刺激を受け取れるような、そんな”柔軟なセンス”を磨いていたいものです!

ヴィンテージの定義がちょっとわかると”自分の好き”に自信がつく

おしゃれが大好き女性が、お買い物のとき「モヤっ」とする部分の「ヴィンテージとは何ぞや」を、少し解説いたしました。とくに知らなくても良い情報かもしれませんが、ちょっと解ると「この服、可愛い!」と思った気持ちに引っかかりが無くなり、もっとおしゃれが楽しめますね♪


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